














et.moku(エトモク)
wooden cup
wooden cup
カツラ
大阪府堺市西区鳳北町10丁48-101
593-8328
大阪府 堺市西区 鳳北町10丁48
101
Japan
カシノキ(bambooleaved oak)
ブナ科コナラ属の常緑広葉樹で、本州中南部から四国、九州に自生する。カシの木は、「樫」という漢字があてられており、大変堅い国産材である。金カシやカシこくなるとも言われ、商売繁盛や学業成就の縁起木として重宝される。
また、カンの木は私たちにとって、とても身近な木で、スコップやカナヅチ、ノミ、カンナ、太鼓のバチ、野球のバットなどに使われている。
ブナやコナラなどのドングリの木の仲間で、樹高は20mほどになり、何の葉に似た緑色の葉をたくさん生い茂らせる。花は栗に似た白い花を重れ下がるようにつけ、夏の終わりにできた
実は秋にドングリとしてたくさん落ちる。
材質は、堅く、重く、緻密で粘りがあり、耐水性や耐摩粍性に優れ、国産材の中でも有数の強度を誇る木材である。
花・木言葉:『力』『勇気』『長寿』
モンキーポッド(monkey pod)
マメ科の常緑広葉樹で、メキシコ、ペルー、プラジルにかけての中南米を原産とする。「この木なんの木気になる木」のCM
で有名な木で、別名アメリカネムの木とも呼ばれている。
樹高は30mにもなり、左右対称の巨大な傘のような形をしている。小さなピンクの花を春と秋につけ、冬には黒い豆果が枝からぶら下がる。
夜になると葉を閉じる「就眠運動|をすることから「眠りの木」
→「ネムノキ」と呼ばれるようになった。広い木陰を作るモンキーポッドは、たくさんの人が集い、「みんなが集まる木」として人々を癒してくれている。
モンキーポッドの材は、外側は白く内側はチョコレートのような色で、不規則な木目が美しく、程よい硬さと腐食や摩粍しにくい特性がある。その耐久性と美しい木目、大きく成長することからテーブルの一枚板に使われることが多い。
花・木言葉:『歓喜』『夢想』『安らぎ』
カツラ(katsura)
カツラ科カツラ属の落葉広葉樹で、日本特産種で日本各地に自生し、その多くは北海道に産する。左右対称の樹形や新緑と黄
葉の美しさから、万葉集や古事記にも登場し、日本の銘木として海外でも知られている。
葉は3~8cmのハート型でしおれるとキャラメルのような香りがする。秋の香りはかなり強く、少し離れた場所にいてもカツラの木があることが分かるほどで、別名「香の木(コウノキ)」
とも呼ばれている。また、幹は最大で2mにも達するが、まっすぐ育ち、節の少ない良質な材が取れる。
カツラの材は、やわらかく軽く素直で、木目がはっきりしており、光沢があって美しい。着や将棋の盤、厭刻、漆器木地に使用される。赤みがかったものを「ヒガツラ」と呼び、良質とされている。
花・木言葉:『不変』
クリ(chestnut)
ブナ科クリ属の落葉広葉樹で、北海道西南部から本州、四国、九州に生育する。
古くは縄文時代から食材や建築材として親しまれてきた木で、「♪大きなクリの木の下で♪」と歌われるように高15m、幹の直径80以上の巨木になる。
初夏には白い雄花が垂れ下がり、独特のにおいを放つ。秋には私たちの良く知る美味しい実をつける。
辺材は狭く、褐色を帯びた灰白色で、心材は褐色。材にはタンニンを多く含み、年数が経つとイ々に濃くなり栗色から黒褐色に変化する。また、タンニンを多く含むため、防虫処理なしでも耐久性が高く、強度もあり、水湿にも強いため、家具材をはじめ、世界遺産の合掌造りや線路の枕木として使われてきた。
花・木言葉:『贅沢』『豪華』『満足』
ミズメザクラ(japanese cherry birch)
カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹で、樹皮、木目や色がサクラに似ていること、また枝や幹を傷つけると水のように樹液を出すことから「ミズメザクラ」と呼ばれている。
樹高は25mにもなるが、あまり大木にはならない。
族同株であり、春には雄花雌花を咲かせ、長さ2〜3センチ
ほどの楕円形をした果糖(実) をつけるが、花も実も地味なため、造園などに使われることはない。
木材としては重便で弾力があるため、古くは号に用いられた。
現在では、良質で仕上がりのよい緻密な木目とその丈夫さから
フローリングや敷居などの建材、家具、器具、合板、漆器の木
地、靴の木型に使われている。
スベスベとした木肌で、鮮やかな赤褐色の心材と白い辺材のコントラストが美しい木材である。
サクラ(cherry wood)
バラ科サクラ属の広葉樹。日本の国花であるサクラは、古くから日本人に親しまれ、三分咲き・五分咲きと開花が待ち焦がれ、春の訪れを感じさせてくれる美しい木である。
山に咲くサクラ「ヤマザクラ」と呼ばれ、日本の代表的な「ソメイヨシノ」とは少し異なり、春の開花とともに赤い若葉をつける。夏には1cm程の小さなサクランボの実をつけ、秋の光沢のある葉の紅葉はソメイヨシノより美しいとされている。
サクラの材は、赤みがかった色で、キメが細かく、大変滑らかな木肌で、リップルマークが出るものもあり、その美しさから家具、細工物、建築などに、また、程よい硬さと重み、その耐久性から和菓子の型などにも使われている。
花・木言葉:『精神の美』『優美な女性』